ジャパンハイドロが保有する水素混焼エンジン搭載アルミ合金製旅客船「ハイドロびんご」(建造：ツネイシクラフト＆ファシリティーズ株式会社)がシップ・オブ・ザ・イヤー2021「小型旅客部門賞」を受賞し、7月22日公益社団法人日本船舶海洋工学会から表彰されました。

本船は世界初の水素混焼エンジンを搭載した19総トン型の商業旅客船となり昨年7月に竣工しました。
水素混焼制御システムによりCO2排出量を最大50%程度削減、副生水素を利用できることに加え、内燃機関と圧縮水素という広く利用された技術を活用し経済性も実現しています。交通バリアフリー法に適合する設備を備える等、従来船とは異なる外観デザイン性も高く評価されました。

記念撮影
（左から海技研平田宏一特別研究主幹、ツネイシクラフト＆ファシリティーズ神原潤社長、
ジャパンハイドロ青沼裕社長、日本船舶海洋工学会藤久保昌彦会長）

■本船の概要
船名：ハイドロびんご
全長×船幅×深さ：19.45ｍ×5.40ｍ×1.75m
総トン数：19トン
主機：水素軽油混焼エンジン　HyPenta D13-1000(441kW×2,300min-1×2基)
速力：試運転最大速力26ノット、航海速力23ノット
船種：旅客船
定員：旅客80人、船員2人
主な艤装品：水素燃料モニタリングシステム、水素タンクトレーラー
建造工場：ツネイシクラフト＆ファシリティーズ浦崎工場

世界初、水素混焼エンジン搭載商業旅客船「ハイドロびんご」

―　本件に関するお問合せ先　―
ジャパンハイドロ株式会社
TEL：03-6261-3534
E-mail: info@jpnh2ydro.com